学資保険資料請求ランキング1位！　受取率109％の明治安田生命「つみたて学資」解説

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

今回は明治安田生命の学資保険「つみたて学資」についてお伝えします。

目次

１．学資保険とは？

２．商品概要

３．つみたて学資の特徴

４．シミュレーション

５．学資保険の数字の見方

６．比較

７．まとめ

１．学資保険とは？

学資保険とは、その名の通り、子どもの学資金（教育資金）を準備するための貯蓄型の保険のことです。毎月決まった額の保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた進学準備金や満期学資金を受け取ることができます。

さらに、突然の事故などにより親（契約者）が死亡や高度障害になった場合は、それ以降の保険料の払込が免除となり、保障がそのまま継続され学資金を受け取ることができるのも大きな特長です。

また、学資保険には子どもの医療保障などが付いたタイプもありますが、さまざまな特約を付けると学資金の「返戻率（へんれいりつ）」が100％を下まわる場合もあります。実は、この返戻率こそが学資保険選びの最大のポイントです。ぜひチェックしたい返戻率については後ほど詳しくご説明します。

２．商品概要

仕組図

商品概要

商品名：つみたて学資

契約者年齢：18歳〜満45歳　※

被保険者年齢：0歳〜満6歳

満期年齢：21歳

払込期間：10歳、15歳

出生前加入：出産予定日の140日前から可能

払方：月払、半年払、年払

※被保険者が満2歳以上の場合、契約者は満40歳まで。

３．つみたて学資の特徴

受取率109％と謳っていますが、それは契約時に一括払込をした場合です。

15歳で払い終えるのを魅力と言っていますが、払込期間が短くなれば毎月の保険料負担が大きくなるので魅力とは思えませんね。

これは学資保険であれば必ず付いている機能です。

４．シミュレーション

＜契約例＞

親：30歳　男性　
子：0歳　

基準保険金額：50万円
18歳から21歳まで1年ごとに50万円を受け取れます。

受取総額：200万円

●払込期間が15歳の場合

保険料：10,814円
合計保険料：1,946,520円
返戻率：102.7%

●払込期間が10歳の場合

保険料：15,910円
合計保険料：1,909,200円
返戻率：104.7%

５．数字を見るポイント

学資保険の数字を見る上で、大事なポイントは3つです。

受取額

合計保険料

満期返戻率

受取額

この保険に加入することで受け取れる合計金額のことです。途中で受け取ったり、分割で受け取る金額も全て合算してください。

合計保険料

子供の学資準備のためにトータルいくら払うのかということです。「年間保険料×払込年数」で計算できますね。

15歳払込プランの場合は、

10,814円×12ヶ月×15年間＝1,946,520円

支払うということです。

満期返戻率

満期返戻率＝受取額÷合計保険料　です。

いくら払って！　何％増えて戻ってくるか！

という数字です。

６．比較

海外の保険商品と比較をしてみます。

まずは学資準備によく使われる【海外積立年金(元本確保型プラン)】です。

こちらは満期の最低保証があるので、目的が決まっている中長期の貯蓄にオススメです。

払込期間：15年
払方：月払
積立額：200ドル

合計保険料：36,000ドル
最低満期金：50,400ドル
返戻率：140％

になります。

次に、明治安田生命のつみたて学資の最高返戻率109％と比較します。こちらは一括で払う契約になるので、一時払いの商品【海外固定金利プラン】です。

払方：一時払い
保険料：30,000ドル
満期：5年
金利：3％

満期後も預けたまま金利をつけることもできるので、

経過年数：解約返戻金（解約返戻率）

5年後：34,325.04ドル（114.4%）

10年後：39,338.95ドル（131.1%）

15年後：45,151.44ドル（150.5%）

になります。

７．まとめ

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」について解説しました。

国内では高い返戻率の学資保険ですが、15年掛けて4%くらいしか増えません。貯蓄としては魅力ないですよね。海外であれば1.4倍や1.5倍になる商品が普通です。

そういう商品を知っているかどうかで、貯蓄効率がどれだけ変わるのでしょうか？

同じ金額を積み立てるなら金利を沢山つけてくれる保険会社で積み立てましょう。

お金の置き場所を変えるだけなのでシンプルです。