明治安田生命、保険営業員の奨励金廃止!生保で初!?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

ついに、、、「保険営業員の奨励金廃止に!」ということでお話したいと思います。

 

保険営業に携わったことがある人にはあるあるネタですが、

「今月は〇〇商品を5件売ったら商品券1万円、10件なら3万円!」

「チームで販売した契約の死亡保障額が10億円以上なら〇〇温泉旅行へ招待!」

というように、お預かりする契約内容や契約件数に応じて、奨励金が受け取れるという営業促進活動の文化があります。

これが会社主催、営業本部主催、支社主催、営業所主催と兎に角沢山あるので、365日何かしらの奨励が行われています。

確かにこれで競い合ったり営業所の雰囲気が盛り上がり売上が上がるという効果はありますが、やはり目先の利益に意識が向いてしまうというデメリットもあります。

ただ保険会社は報酬体系がフルコミの会社が多いので、常に目先の利益を考えいないといけないというのは、入社した時点から始まっているのですが(笑)

 

ということで、2021年度から明治安田生命が生保業界では初めてとなる奨励金の廃止をすることが決まったようです。

記事の内容はコチラ

明治安田生命保険は保険の契約実績などに応じて営業職員に支給する販売奨励金を廃止する。多くの生保では契約を増やすほど奨励金がもらえる報酬体系となっている。営業職員が目先の契約を追いがちな傾向を改めるため、明治安田生命は2021年度から奨励金を廃止する。廃止は大手では初めてで、営業手法を見直す動きが出てきた。

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営業職員は女性が多く、業界で約23万人いる。今も保険加入の約5割が営業職員経由だ。販売奨励金は営業職員の意欲を引き出し、本社が売りたい商品の契約を増やす手段となっている。

販売現場では戦略商品や販売強化期間にあたる「保険月」に、販売実績に応じた奨励金を営業職員に支給している。顧客の意向に合わない商品が勧められることもあり、販売時に苦情が出ることがあった。

販売奨励金は一般に多い場合で数万円ほどの金銭のほか、牛肉などの高級食材や料理店の食事券を渡す場合もある。明治安田生命では4、7、11、2月にある保険月や介護保険など新商品の販売実績に応じて支給する。

明治安田生命は21年度から約3万6000人の営業職員を対象に、業績や活動に応じた奨励金の支払いを廃止する。業績に連動する形での物資の提供や経費補助も禁止する。営業職員の成果に応じた報酬は給与と賞与に一本化し、契約実績の増加に報いる。

生保は経営者向けの保険などの乱売が社会問題となり、金融庁から定期的に販売の軌道修正を迫られてきた。背景には奨励金や各社が定期的にもうける保険月があるという見方が根強い。明治安田生命は奨励金の廃止で、特定の時期に偏った保険の販売や、戦略商品の乱売を抑えられるとみている。

明治安田生命は22年度から営業職員の報酬の決め方を見直す。営業職員が中長期の目線で営業できる体制を整える。同社は業績に応じて毎月大幅に上下させていた給与を全額固定給に切り替える。契約実績に応じた報酬は賞与を年2回から4回に増やす。

多くの生保は営業職員に目標を課し、達成度に応じて給与に大きく差をつけている。ただ、新型コロナウイルス禍で対面営業が避けられるようになり、営業職員の努力だけで新規顧客を開拓するのは困難になっている。新型コロナ禍を受け、生保各社は緊急事態宣言が出た20年4~5月に対面営業を一斉に自粛し、営業職員に対する補償などを実施した。

第一生命保険は山口県で起きた元営業職員による金銭詐取事件を受け、21年度は契約実績に応じた営業職員の組織単位の評価を取りやめる。採用人数も3割減らす計画で、営業体制の改革を進めている。

住友生命保険も一時的に保険月の実施を止めた。今後の運営は新型コロナの感染拡大の動向を見極めて判断する。

 

このように明治安田生命ではコロナをキッカケに

・非対面営業の導入
・大量採用の導入
・報酬制度改革
・販売奨励金廃止

という改革を行いました。

 

しかし報酬制度は毎月が固定給でも賞与は営業成果に応じてなので、無茶な販売をする人がなくなることはないでしょう。

営業成績がギリギリで最低賃金制度くらいの方が、お願い営業をしたり、悪いことを考えるのは少なくなるかもしれませんね。

でも売上が作れない人がずっと会社にいても経費がかかるだけなので、退職基準は何かしら作るでしょうけど。。。

 

もしお願い営業や付き合いで加入した保険がありましたら、必ず見直しましょう。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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