ある属性の人にはオススメです！　メットライフ生命の収入保障保険「MYDEAREST(マイディアレスト)」

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

今回は、メットライフ生命の収入保障保険「MYDEAREST(マイディアレスト)」についてお伝えします。タイトルにもありますが、ある属性の人たちには安い保険料で加入できる収入保障保険になります。

１．収入保障保険とは？

保険種類は定期保険です。

3つの基本型の中では、掛け捨ての商品なので、一般の方はあまり入りたがらない商品です。

ただ私は生命保険商品の中で最もコスパが良い商品が定期保険なので、一番好きです。死亡保障を準備したい方はまず掛け捨ての商品に加入しましょう。

定期保険の活用法については下記のブログを参考にしてください。

定期保険(掛け捨て保険)の活用法

２．商品概要

商品名：MYDEAREST(マイディアレスト)

＜主契約＞

年金月額：10万円、15万円、20万円
契約可能年齢：20歳～55歳
保障期間：60歳、65歳
年金支払保証期間：５年間
払込期間：保障期間と同じ
払方：月払、半年払、年払
受け取り方：年金、一括
非喫煙者割引：アリ
健康体割引：ナシ

＜特約＞

・三大疾病月払給付金
所定の三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)に該当すると、2年間給付金を受け取れます。

・災害死亡月払給付金
災害で死亡した場合は、年金月額が1.5倍で受け取れます。

・障害月払給付金
所定の障害状態になった場合は、年金月額が1.5倍で受け取れます。

・無事故給付金
保障期間中に保険金を受け取らなかった場合は、年金月額分を満期で受け取れます。

上記4つの特約を組み合わせて5パターンの商品プランがあります。

＜保険料払込免除＞

・不慮の事故で所定の身体障害の状態に該当されたときは、以後の保険料の払い込みは免除されます。この場合、保険契約は更新されません。
・保険契約の型がII型またはIII型の場合は、三大疾病月払給付金の支払事由に該当されたときにも、以後の保険料の払い込みは免除されます。この場合にも、保険契約は更新されません。 

特徴

この保険の特徴は「非喫煙者割引はある」のに「健康体割引はない」というところです。
このようなリスク細分型の保険では、健康診断結果と喫煙の有無によって大きく4つのグループに分けて保険料が決まります。
マイディアレストでは敢えて「喫煙の有無」だけのグループ分けしかありません。

もちろん健康診断の結果が良くて非喫煙者の方は、他社の収入保障保険で2つの割引を適用したほうが割安な保険料になります。
ただ健康診断の結果は良くないけど、非喫煙者の方は、「マイディアレスト」の方が割安で加入できるケースが多いです。

特約に関しては必要ないものばかりなので、シンプルな基本プランを選択するのが良いでしょう。
またネット申込だと年金月額や払込期間の選択肢が少ないですが、保険募集人と会って申込をする場合は保障内容の選択肢が多くなります。

３．シミュレーション

＜契約例＞

35歳　男性　非喫煙者
年金月額：10万円
保障期間：65歳
払込期間：65歳（30年間）
年金支払保証期間：5年間
払方：月払

保険料：3,430円

保険金の受け取り方

年金

契約時：10万円×12ヶ月×30年＝3,600万円
10年後：10万円×12ヶ月×20年＝2,400万円
20年後：10万円×12ヶ月×10年＝1,200万円

このように年金形式で保障期間が決まっているので、年齢を重ねる毎に保障額は下がっていきます。ただし、一般的には必要保障額は年齢と共に少なくなっていくので、必要な保障額を必要な分だけ備える事ができるので、とても合理的で保険料に無駄がなく保障を準備できます。

一括

「年金受け取り」よりは受取額が少なくなりますが、まとめて一括で受け取ることもできるので、その時のニーズに合わせて選択できます。

一部一括、一部年金

1,000万円だけ一括で受け取り、残りを年金受け取りにする。という受け取り方もできます。

必要保障額の計算には下記のブログも参考にしてください。

※必要保障額の計算方法

４．比較

以前紹介した健康で非喫煙者ならこれで決まり！FWD富士生命の収入保障保険「FWD収入保障」と比較してみましょう。

＜契約例＞

35歳　男性
年金月額：10万円
保障期間：65歳
払込期間：65歳（30年間）
年金支払保証期間：5年間
払方：月払

メットライフ生命

喫煙者保険料：4,500円
非喫煙者保険料：3,430円

FWD富士生命

喫煙標準体保険料：4,607円
非喫煙標準体保険料：3,493円
喫煙優良体保険料：3,290円
非喫煙優良体保険料：2,202円

になります。

健康で優良体と判定される人はFWD富士生命の方が安く加入できますが、標準体と判定される場合はメットライフ生命の方が安く加入できます。

５．まとめ

メットライフ生命の収入保障保険「MYDEAREST(マイディアレスト)」について解説しました。

比較で分かったと思いますが、健康でタバコを吸わない方は、FWD富士生命の方が安く加入できます。
ただし健康状態で優良体と判定されない方にとっては、メットライフ生命の収入保障保険の方が安く加入できます。

このように生命保険商品はクライアントの「年齢」「性別」「喫煙の有無」「健康状態」によって、一番コスパの良い商品は変わってきます。同じ保障内容であればできるだけ安く加入したほうがいいですよね。

またクライアントの状況に応じて、「そもそも保険が必要かどうか」「保障がどれくらい必要か」などトータルでアドバイスをしています。

少しでも無駄な保険料は見直しをして、資産形成や自分への投資にお金を回せるようにしていきましょう。