生命保険会社から【ご契約内容のお知らせ】は届きましたか?
公開日:
:
最終更新日:2020/11/16
日本の保険営業, 日本の保険商品, 日本の金融(保険)業界
こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
今回は、生命保険会社から届く【ご契約内容のお知らせ】についてお伝えします。
私も保険募集人の時は毎年、
「これは何?」
「何か手続き必要なの?」
とご契約者から、お問い合わせがありました。ご契約時には説明していても、数ヶ月経ってしまえば誰でも忘れますよね(笑)
それでは解説です。
目次
1.【ご契約内容のお知らせ】とは?
送られてくる目的は、
入院給付金などの請求漏れがないか確認するため
現在の契約内容を確認して見直しが必要かどうか判断するため
の2つです。
・入院給付金などの請求漏れがないか確認するため
日帰り入院や日帰り手術の請求漏れが多いです。また診断書取得などの書類のやり取りが面倒でそのまま放置していたケースもあります。
・現在の契約内容を確認して見直しが必要かどうか判断するため
最低でも3~5年に一度は見直しをしましょう。
各保険会社によって発送時期は違いますが、必ず1年に1回は生命保険会社から送られてきます(多くは9月前後)。中身は現在の契約内容の一覧や保障内容について記載されているものが入っています。
2.受け取ったあとはどうするのか?
確認事項は、
請求漏れがないか確認
手元の生命保険証券と内容が一致しているか確認
見直しが必要かどうか確認
の3つです。
・請求漏れがないか確認
1年以上前でも請求漏れかもしれないと思った方は、請求手続きをしましょう。ただし保険請求には3年以内という時効期限があります。もし3年以上前の場合は、担当者かコールセンターに問い合わせしましょう。
・手元の生命保険証券と内容が一致しているか確認
もし生命保険証券と内容が違う場合は、証券の再発行手続きをしましょう。
・見直しが必要かどうか確認
家族状況の変化によっては見直しをした方が良い場合があります。また少なくとも3~5年に一度は、他社との比較を含めて見直しをしましょう。特に医療保険は時代と共により良い内容に改良されています。同じ会社でも3年に一度くらいのペースで新商品が出ています。
以上のことを確認できたら、保管していても仕方ないので、捨てて大丈夫です。もし保管しておきたい方は、最新の分だけ保管して古いものは捨てて整理しましょう。
ただ見直しが必要かどうかを、ご自身で判断するのはハードルが高いですよね?
また他社との比較なども時間も掛かるので、後回しにして結局忘れてそのまま継続している。という方がほとんどです。
代理店の担当者なら「乗換」の提案はあると思います。ただ一社専属の担当者では、追加で新契約の提案はありますが、乗換の提案はしないと思います。これは報酬体系が要因です。下記の記事を参考にしてください。
かんぽで話題の「乗換契約」のルール
代理店の方が柔軟性があるとは思いますが、代理店は代理店で、コミッション狙いで「他社商品への乗換提案」をしまくっているところもあるので、一概にどちらが良いのかは難しいです。
結局のところ、知識と高いモラルを持った担当者や知り合いの方が居るというのが大事です。
あなたに金融のアドバイザーはいますか?
そのような方が思いつかない方は、私にお気軽にご相談ください。
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