K2 College

ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」 VS 「定期保険」+「海外積立年金(変額プラン)」の比較!

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

今回はソニー生命の「バリアブルライフ」と、掛け捨ての定期保険+海外積立年金(変額プラン)を組み合わせたプランを比較してみたいと思います。

運用と保障の両方の特徴を持つバリアブルライフで、老後資金やお子さんの教育資金の準備をされている方は多いと思います。一つの商品で管理できるのは楽かもしれませんが、実はコストを無駄に掛けているのです。この記事を読むと、どの様に運用と保障を準備すれば良いのかが分かると思います。

 

目次

1.ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」とは?

2.海外積立年金(変額プラン)とは?

3.定期保険とは?

4.比較(運用成果0%の場合)

5.比較(運用成果6%の場合)

6.まとめ

 

 

 

1.ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」とは?

 

変額保険とは、預かった保険料を一部を運用し、運用実績によって将来受け取る死亡保険金や解約返戻金が増減する保険の事です。ただし契約期間中の死亡保険金は最低保証があります。

 

ザクッと生命保険と投資信託を合体させた商品と思ってください。

 

変額保険の代表的な商品として、

ソニー生命 変額保険 バリアブルライフ

アクサ生命 変額保険 ユニットリンク

あんしん生命 変額保険 マーケットリンク

などがあります。

今回のバリアブルライフについては下記のブログを参考にしてください。

投資先ファンドが8つしかないソニー生命「バリアブルライフ」

 

 

 

2.海外積立年金(変額プラン)とは?

 

海外積立年金(変額プラン)は死亡保障がついていない純粋な投資信託です。特徴は

・世界中の200本以上の優良ファンドから選択可能(ファンド変更は無料)

 ※弊社の推奨ポートフォリオは、設定来年率平均リターンは11.54%

・複利運用により効率的な資産形成が可能

・月USD100から積立可能

・2つのボーナス(積立額と継続に応じて)

・USDでの積立となるため、日本円とのリスク分散ができる

・年齢に合わせた期間選択が可能(10年、15年、20年、25年)

・毎月の支払いはクレジットカード(JCB、VISA、Master、Amex、 Diners、銀聯)

・共同名義人1名、受益者4名を設定可能

・オンライン画面も日本語で操作可能

投資先は世界中の200本以上の優良ファンドにダイレクトで投資できるのでコストが低いですし、複利運用なので長期的に見ると大きなリターンを期待できます。また「積立額ボーナス」と「長期継続ボーナス」の2つのボーナスがあるので、より効率良く積立運用することができます。

海外積立年金(変額プラン)については下記をブログ参考にしてください。

※海外積立年金(変額プラン)

 

 

 

3.定期保険とは?

 

3つの基本型の中では、掛け捨ての商品なので、一般の方はあまり入りたがらない商品です。

ただ私は生命保険商品の中で最もコスパが良い商品が定期保険なので、一番好きです。死亡保障を準備したい方はまず掛け捨ての商品に加入しましょう。

定期保険の活用法については下記のブログを参考にしてください。

定期保険(掛け捨て保険)の活用法

 

今回は「保障」と「貯蓄」を一つの商品で準備するのではなく、分けて準備します。保障を備えるならコスパの一番良い掛け捨ての定期保険で準備しましょう。本来は収入保障保険の方がもっとコスパが良いのですが、バリアブルライフとの比較が分かりやすいので、定期保険を使います。

 

 

 

4.比較

 

それでは実際に比較していきましょう。設定は35歳の男性で60歳まで積み立てるプランです。

 

まずは

<バリアブルライフで準備するプラン>

ソニー生命 変額保険 バリアブルライフ(有期型)

バリアブルライフ 有期型

上記はバリアブルライフのパンフレットにある契約例です。

それぞれ運用実績に応じた「死亡保険金」と「解約返戻金」の推移が記載されています。

では解約返戻金の運用実績が0%で払込が終わる25年後の数字を見てください。

675万円

です。

 

25年間の合計保険料は

838万円

 

合計保険料と解約返戻金の差額は

163万円(=838万円ー675万円)

これが「死亡保障コスト」「運用コスト」ですね。

 

 

 

では

<別々で準備するプラン>

定期保険で1,000万円の保障と海外積立年金(変額プラン)で運用成果が0%の数字を確認しましょう。

今回使う定期保険は、オリックス生命です。

オリックス生命 定期保険

35歳男性で60歳まで1,000万円の保障が2,308円/月で準備できます。

60歳までの25年間の合計保険料:692,400円

これが保障コストですね。

 

次に、海外積立年金(変額プラン)で運用成果が0%の場合は

海外積立年金(変額プラン) 0% シミュレーション

1USD=100円で換算すると、

合計積立額:75,000USD(750万円)

25年後の解約返戻金:72,442.50USD(7,244,250円)

差額は255,750円

これが運用コストですね。

 

運用と保障の合計コストは

948,150円

になります。

 

 

それぞれの合計支払金額は

バリアブルライフ:約838万円

別々で準備プラン:約819万円

 

それぞれの解約返戻金額は

バリアブルライフ:675万円

別々で準備プラン:724万円

 

別々で準備した方が合計支払額が少ないのに、解約返戻金は多くなります。

 

 

 

また途中で万が一死亡された場合も別々で準備した方が残る金額は多くなります。

(例)15年後に死亡した場合

・バリアブルライフは

死亡保険金の1,000万円を受け取れます。

 

・別々で準備プランだと、

定期保険で1,000万円

海外積立年金で4,353,000円

を受け取れます。

 

 

 

5.比較(運用成果6%の場合)

 

<バリアブルライフ>

バリアブルライフ 有期型

合計保険料:838万円

25年後の解約返戻金:1,529万円

返戻率:182.5%

 

 

 

<別々で準備プラン>

・定期保険

合計保険料:692,400円

 

・海外積立年金(変額プラン)

海外積立年金(変額プラン) 6% シミュレーション

合計積立額:75,000USD(750万円)

25年後の解約返戻金:162,409.63USD(1,624万円)

 

2つ合わせると

合計支払額:819万円

25年後の解約返戻金:1,624万円

返戻率:198.3%

 

さらに海外積立年金(変額プラン)のシミュレーションを見て分かる通り、積立期間が終わったとしても継続して運用を続けることもできるので、その時のニーズに合わせて柔軟に選択できます。また死亡保障が不要になった時には、定期保険だけ解約すれば良いだけなので見直しもしやすいです。

 

 

 

6.まとめ

 

今回は保障と貯蓄を<1つの商品で準備するプラン>と<別々で準備するプラン>の比較をしました。

<別々で準備するプラン>の特徴をまとめると、

合計支払額が少ない

解約返戻金が多い

死亡保障額も多い

運用は継続できる

ニーズの変化に対応しやすい

です。

 

 

最後に

変額保険は運用成果によって解約返戻金が変動する投資性の強い商品なので、一概に他の商品と比べることができません。ただこの手の商品は投資先次第なのに、8つしか投資先ない上に、新興国株、ハイイールド債、ハイテク株、インフラ株、水関連株などのテーマ株もないから、長期で運用してくプラットフォームとして欠陥があります。

そしてアドバイザーがいなくて、投資先を自分で決められますか?
販売してる保険募集人も、投資とか運用なんてほとんど理解してないまま販売をしているのが現状です。

さらに今回の記事で手数料も無駄に掛かっていることも明白にわかったと思います。

既に変額保険を契約されてる人は契約内容にはよりますが、「払済」か「解約」をして死亡保障の付いていない金融商品で積立をしましょう。

 

長期の積立なら海外積立年金(変額プラン)が手数料も安く、投資先も世界中の優良ファンド200種類から選択できるのでオススメです。

もちろん、投資先のアドバイスもしっかりサポートします。

 

関連記事

生命保険の3つの基本型とは?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 前回の記事で生命保険を

記事を読む

こくみん共済 coop(全労済)とは?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、「こくみん共済

記事を読む

生命保険料控除とは? Part1 ~計算式、控除額上限、申請方法~

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 前回は【ご契約内容のお

記事を読む

大同生命 介護リリーフα 無配当終身介護保障保険(保険料払込中無解約払戻金型)

こんにちは、K2 Collage 松本です。今回は大同生命の「介護リリーフα」を解説します。こちらは

記事を読む

生命保険料控除とは? Part2 ~記入方法、節税効果~

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。前回からの続きです。https:/

記事を読む

ネオファースト生命 ネオde定期 無解約返戻金型定期保険

こんにちは、K2 Collage 松本です。今回は、ネオファースト生命の定期保険「ネオde定期保険」

記事を読む

かんぽ生命 新フリープラン(普通養老保険)

こんにちは、K2 Collage 松本です。今回はかんぽ生命の養老保険「新フリープラン」を解説します

記事を読む

日本と海外の一時払い生命保険の比較 Part3 ~まとめ~

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 前回からの続きです。h

記事を読む

アクサ生命 変額保険 ユニットリンク 介護プラス

こんにちは!K2 College編集部です。今回はアクサ生命から2019年に発売されたユニットリンク

記事を読む

『新海外個人年金』今年最後のキャンペーンです。【期限:12月15日(金)】

こんにちは、K2 Collage 松本です。今回は『新海外個人年金』と『新しくなった新海外個人年金』

記事を読む

  • 学資保険&個人年金
    相談専用ダイアル

    050-5218-9611
  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
  • 海外保険無料メルマガ

    最新の海外保険の情報を実際の契約事例を用いて配信します。

      メールアドレスを入力後
      『登録』を押してください。

    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

    • k2-holdings.jpg

      k2-investment.jpg

      k2-assurance.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー

    PAGE TOP ↑