定期預金を契約したと思っていたのに、なぜかドル建ての終身保険に加入していた!?
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日本の保険営業, 日本の金融(保険)業界
こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
少し前に週刊ダイヤモンドを読んでいると、こんなタイトルの記事がありました。
今、銀行など金融機関の窓口における外貨建保険の販売をめぐって、高齢者からのそうした苦情が急増しているようで、生命保険協会によると、5年間で苦情件数が3.3倍にも増えているとのことです。
一体なぜそうしたトラブルが頻発しているのでしょうか?
それは銀行が高額の手数料欲しさに、販売を前のめりになっているからです。契約1件ごとの手数料は投資信託よりも外貨建保険の方が遥かに大きいので、やっつけの研修でろくに商品知識もない行員が目の色を変えて窓口で販売しているわけです。
私の知り合いも銀行で働いていますが、よく保険について質問されます。しかし、いくら説明が拙いとしても、定期預金の契約がいつの間にか外貨建保険に変わっていたというのはにわかに信じ難いと思いませんか?
もちろん、高齢者の認識や知識不足も否めないですが、それ以上に巧妙なカラクリがあるようです。
いま、銀行に運用相談をすると、お決まりのように案内されるのが外貨建定期預金ですね。
目次
「この低金利の時代に、今でしたら年5%の金利が付きますよ」
とアピールしてきますが、よく見ると満期は2ヶ月後なので微々たる純増にしかなりません。
↑この手法は退職金の取り込み時期(4月~6月)に、銀行をはじめとした金融機関でよく使われています。
そこに行員が
「2ヶ月間定期で運用して、そのお金をそのまま一時払の外貨建保険に振り替えてみてはいかがですか」
と提案してきます。
運用の入り口は定期預金のため、説明に割く時間の多くは外貨建定期預金になり、保険の説明は相対的に少なくなる。そこに高齢者の認識不足も相まって「理解した」「説明を受けた」という項目にチェックを付けサインをすると、外貨建保険の契約までしてるということが起こっているわけです。
行員も顧客の認識不足は理解していると思うが、ノルマもあるし目をそらしているのかもしれません。銀行も大リストラ時代ですから現場の行員のプレッシャーも大きいとは思うが、顧客を騙すような事をしてはダメですね。
さらに外貨建保険のには、「積立利率」「解約控除」「市場価格調整」など顧客にとって分かりづらい仕組みがあります。その辺りをしっかり説明出来る人に相談しましょう。
そもそも国内生命保険の金利はしれています。同じ一時払の金融商品であれば【海外固定金利プラン】があります。
内容については下記のブログを参考にしてください。
海外一時払商品①【海外固定金利商品】
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