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払い終わっても元本割れ!プルデンシャル生命の「米国ドル建終身保険(無配当)」

公開日: : 最終更新日:2020/11/30 日本の保険商品, 終身保険, 保険商品解説

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

今回はプルデンシャル生命の米国ドル建終身保険についてお伝えします。

他のプルデンシャル生命の商品については下記を参考にしてください。

円建の終身保険はこちら

変額保険はこちら

米国ドル建リタイアメントインカム(RI)はこちら

1.終身保険とは?

 

3つの基本型の中では一番安心感があり、人気の保険です。

終身保険の詳細については下記のブログを参考にしてください。

終身保険とは?

また終身保険の活用法については下記のブログを参考にしてください。

終身保険の活用法

 

 

 

2.シミュレーション

 

<契約例>

男性 22歳
死亡保障額:USD100,000
払込期間:20年
払方:月払
保険料:USD160.18

総支払保険料:USD38,443.2

20年後(42歳)の解約返戻金:USD36,670
20年後(42歳)の解約返戻率:95.4%

30年後(52歳)の解約返戻金:USD46,350
30年後(52歳)の解約返戻率:120.6%

38年後(60歳)の解約返戻金:USD55,370
38年後(60歳)の解約返戻率:144.0%

 

 

 

3.数字を見るポイント

 

終身保険の数字を見る上で、大事なポイントは3つです。

①総支払保険料
②損益分岐点
③将来解約する時の解約返戻率

 

総支払保険料

要は契約時の死亡保障額を購入する為に必要な費用という事です。

今回の場合はUSD100,000の保障を購入する為にUSD38,443.2を支払ったと言うことです。

 

損益分岐点

支払った保険料に対して解約返戻金が100%を上回るタイミングです。

今回の場合は22年目です。終身保険は一生涯の死亡保障と貯蓄も兼ねていますが、貯蓄目的で契約をされる方がほとんどです。損益分岐点を過ぎるまでは、支払った保険料の方が多い状態です。つまり資金がロックされるので流動性を奪われてしまいます。そのリスクをどれくらいの期間で解消できるのかを確認しておくことが大事です。

 

将来解約する時の解約返戻率

終身保険は「貯蓄」目的で加入する方が多いです。それも老後資金などの長期の貯蓄です。60歳、65歳時点でどれくらいの返戻率になっているかを確かめておきましょう。

プルデンシャルの米国ドル建終身保険は38年後(60歳時点)で144.0%です。38年掛けて+44.0%なので平均年利1.16%くらいです。ただし38年間ロックされて年利1.16%なのです。

 

この保険の積立利率は3.0%ですが、実際の利回りは1.16%しかないのです。【積立利率=実質利回り】と勘違いされている方が多いので気をつけましょう!

生命保険の『積立利率(予定利率)』と『実質利回り』の違い!

 

 

 

4.海外保険との比較

 

海外のインデックス型終身保険と比較してみましょう。

<契約例>

男性 22歳
死亡保障額:USD100,000
払込期間:20年
払方:年払
保険料:USD675(初年度のみUSD800)

合計保険料:USD13,625

20年後(42歳)の解約返戻金:USD19,853
20年後(42歳)の解約返戻率:145.7%

30年後(52歳)の解約返戻金:USD42,686
30年後(52歳)の解約返戻率:313.3%

38年後(60歳)の解約返戻金:USD81,385
38年後(60歳)の解約返戻率:597.3%

になります。

 

また37年後(59歳)からは死亡保障額も増えていきます。

 

では終身保険の3つのポイントを確認しましょう。

①合計保険料

USD100,000の保障を購入する為にUSD13,625を支払ったと言うことです。

プルデンシャルと比べると約3分の1の保険料で同じだけの保障が準備できます。

そして払込金額の約7.3倍の死亡保障をつけてくれます。

 

②損益分岐点

15年目です。

 

③将来解約する時の解約返戻率

38年後(60歳時点)で597.3%です。38年掛けて+497.3%なので平均年利13.1%になります。

 

 

 

5.まとめ

 

プルデンシャル生命の米国ドル建終身保険について解説しました。

皆さんも円建の終身保険の利率が悪いので、多くの方が米ドル建ての終身保険を検討されていると思います。

そして保険募集人も外貨建終身保険を中心に提案しています。ただ同じ外貨建ての終身保険なら海外の終身保険の方が利率が高いので、保険料も安く、死亡保障も大きくとれるので、国内を選択する理由はあまりないですね。

一度ご自身のシミュレーションを見て、比較してください。

 

気になる方は下記からお問い合わせください。

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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