ココだけは押さえよう! 医療保険選びの6つポイント!
こんにちはK2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
今回は【医療保険選びのポイント】についてお伝えしたいと思います。
医療保険を検討される時に皆さん迷われるポイントは、
入院給付金日額
入院給付金限度日数
手術給付金
保障期間
払込期間
特約関連(先進医療など)
だと思います。
それぞれどの様に考えればいいか確認していきましょう。
<入院給付金日額>
5,000円か10,000円で迷われる方が多いと思います。もちろん10,000円の方が安心ですが、その分保険料も2倍近く高くなります。
掛け捨ての医療保険に多くの保険料を払うのはイヤですよね。
私は5,000円で良いと思います。
何故かというと、日本の健康保険には【高額療養費制度】があります。一般の方の多くは、1ヶ月の治療費の自己負担額は8万円~9万円になるので、30日で割ると1日辺り3,000円です。なので日額5,000円の給付金でも十分にまかなえるのです。
ただし、「差額ベッド代(病院の個室の費用)」「自由診療費(健康保険が適用されない治療)」「食事代」「お見舞いにきた家族への交通費」などについては基本的に全額自己負担となります。このような部分まで医療保険の給付金でまかないたいと考えている人は、10,000円にしても良いかもしれません。
また自営業や個人事業主など自分の身体がないと収入に影響してしまう仕事の方は、入院日額10,000円でも良いと思います。保険会社によっては最初の1ヶ月間だけ日額10,000円、2ヶ月目以降は日額5,000円と段階式になっているものもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
<入院給付金限度日数>
これは1入院に対して何日分まで給付金が出るのかを表しています。60日型、120日型、180日型、360日型など様々ありますが、最近の医療保険では60日が主流になっています。
今の医療制度や技術を考えると60日型で問題ないと思います。
理由は入院期間が短くなっているからです。昔は入院すると長期になっていたので、古い医療保険は限度日数が長いものが多いです。また5日以上入院しないと請求できないものもあるので、その様な医療保険に加入している方は見直しを検討した方が良いと思います。
<手術給付金>
医療保険の手術給付金は入院日額に連動していて、倍率が「一律タイプ」と「変動タイプ」があります。
「一律タイプ」は入院日額の20倍の金額が手術給付金として受け取れます。入院日額が10,000万円の場合は、20万円という計算です。
「変動タイプ」は手術の種類に応じて倍率が変わります。軽い手術の場合は小さく、思い手術の場合は大きくなります。倍率は10倍、20倍、40倍となっているので、入院日額10,000円の場合は、10万円、20万円、40万円となります。
どちらを選ばれても大きく保険料は変わりませんが、「一律タイプ」の方が若干保険料は割安だと思います。
<保障期間>
こちらは「定期タイプ」と「終身タイプ」があります。
「定期タイプ」は10年や20年など決められた期間だけ保障が継続します。期間以降は保障がなくなりますが、更新をすることで保障を継続することが出来ます。ただし年齢が上がっているので、それに合わせて保険料もドンドン上がっていきます。
「終身タイプ」は更新などなく、文字通り一生涯保障が継続します。その分、定期タイプより保険料は高いですが保険料の更新はありません。
今は人生100年時代とも言われていますし、多くの方は長期的な保障を考えると思うので、
一般的には「終身タイプ」を選択すれば良いと思います。
<払込期間>
こちらは「短期払」と「終身払」があります。
「短期払」は10年、20年や60歳、65歳などで保険料の払込を終えて、その後も保障が継続する契約です。収入のある内に払込んで、老後の収入が少なくなる時には保険料の負担がない状況を作ることができます。また短い期間で払込むと合計保険料が安くなるのもメリットです。
「終身払」は生きている間は保険料を払い続ける契約です。その分月々の保険料は安くなりますが、平均寿命よりも長生きをした場合は、終身払の方が保険料を多く払っていく事になります。ただ、保険料を最低限に抑えているので、見直しをしやすい契約とも言えます。
損得だけのことでは無いので、どちらが良いかというと難しいですが、
私は「終身払」が良いと思っています。
理由は、医療の進歩によって入院状況や治療方針はドンドン変わっていきます。医療保険もそれに合わせて改良されていきます。5年に1回など定期的に保障内容について見直し、その次代に合わせた医療保険に加入するのが良いと考えているからです。また病気などで見直しが出来なくなったとしても、終身払いであれば月々の保険料は2,000円~4,000円くらいなので、特に大きな負担にはならないと思います。
ただ今の保障内容と同じでもいいから保険料の支払いを早く終わらせたい方は、「短期払」でも良いと思います。この辺は人生設計や価値観によって変わりますので一概には言えません。
<特約関連>
医療保険の特約には様々な種類があります。成人病特約、女性疾病特約、がん特約、特定損傷特約、通院特約、先進医療特約など。
特に女性の方は、「女性疾病特約」や「がん特約」をつけたがりますが、あまり必要ないと思います。女性疾病特約は女性特有の病気などで入院した時に、入院給付金日額が上乗せされるだけです。最近は入院期間が短いのでそこに上乗せをしてもあまり意味が無いかと思います。
がん特約も医療保険に特約として付加するのではなく、別でガン保険に加入するほうが、内容も良いですし見直しもしやすいです。
私が付加するなら、「通院特約」と「先進医療特約」くらいですね。
今の時代は入院するケース自体少ないですし、入院しても期間は短いです。それよりは通院をしながらの治療が多いので、通院特約は良いと思います。先進医療特約に関しては100円くらいでつけられるので、お守り代わりに付けておけば、いざという時には本当に助かると思います。
最後に私ならどんな内容で加入するかと言うと、
入院給付金日額:5,000円
入院給付金限度日数:60日
手術給付金:一律
保障期間:終身
払込期間:終身
特約関連:通院特約、先進医療特約
この内容で保険料は、
30歳:2,000円/月
40歳:2,738円/月
50歳:3,750円/月
60歳:5258円/月
です。通院を外した場合は、それぞれの世代で500円ほど保険料が安くなります。
終身払いなので保険料の支払いは一生涯続きますが、月々の保険料が安いので、見直しやすいです。また老後になってこの保険料を払うのが厳しい状況の場合は、また別の問題です。
事前に資産形成の計画を考えていなかったからだと思います。
今の年金受給者はまだ年金をしっかり受け取れていますが、若い世代の方は年金は無いという前提で行動していきましょう。
資産形成は1年でも、1ヶ月でも、1日でも早く取り組むことが大事です。
医療保険でも、資産形成でも気になる方は、気軽にお問い合わせください。
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