第一生命の定期付終身保険「ブライトWay」すぐに見直しましょう！

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

今回は第一生命の定期付終身保険「ブライトWay」についてお伝えします。

先に結論からお伝えすると即見直しをしてください。特に商品の内容を理解する必要もないと思います(笑)

１．定期付終身保険とは？

上記のように主契約を終身保険で特約として医療保障、定期保険、がん保険などを付加したセット売りの商品です。特約部分は更新型なので契約当初は保険料は安いですが10年毎に更新して、保険料がドンドン高くなっていきます。

漢字系生命保険会社の主力商品です。内容が複雑で制限も多い保険を未だにメインで販売しているのはどうなのでしょうか。

昔はこの様な保険でも良かったと思いますが、今の時代には合っていないので、加入されている方は直ぐに見直しをしてください。

２．商品概要

商品概要の説明をしますが、長くなるので飛ばしてもらってもいいですよ(笑)

主契約

①終身保険

一生涯の死亡、高度障害の保障です。

特約

②定期保険特約

一定期間の死亡、高度障害の保障です。

③逓減定期保険特約

一定期間の死亡、高度障害の保障です。毎年保障額が一定の割合で少なくなります。

④年金払定期保険特約

一定期間の死亡、高度障害の保障です。保険金の支払回数は契約時に設定します。一時金で受け取る事もできます。

⑤遺族収入保障特約

一定期間の死亡、高度障害の保障です。契約時に設定した保険期間まで年金を受け取れます。また満期時に生存して入れば満期保険金を受け取れます。

⑥特定状態保障定期保険特約

一定期間中に以下の状態に該当した時に保険金を受け取れます。

・所定の悪性新生物と診断されたとき

・急性心筋梗塞を発症し、60日以上労働の制限を必要とすると医師によって判断されたとき

・脳卒中を発症し、60日以上言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって判断されたとき

・所定の身体障害状態になったとき

・所定の要介護状態になったとき

・死亡したとき

⑦特定状態充実保障付死亡保障特約

一定期間中に以下の状態に該当した時に保険金を受け取れます。

・⑥の給付条件になったとき

・がんは上皮内新生物も対象に入る

・急性心筋梗塞、脳卒中は発症してから治療を目的として1日以上の入院をしたとき

・身体障害者手帳1～4級に該当したとき

・要介護1以上に認定されたとき

⑧特定状態収入保障特約

一定期間中に⑥の状態に該当した時の保障です。契約時に設定した保険期間まで年金を受け取れます。

⑨特定疾病保障定期保険特約

一定期間中に以下の状態に該当した時に保険金を受け取れます。

・所定の悪性新生物と診断されたとき

・急性心筋梗塞を発症し、60日以上労働の制限を必要とすると医師によって判断されたとき

・脳卒中を発症し、60日以上言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって判断されたとき

・高度障害状態のとき

・死亡したとき

⑩特定疾病保障終身保険特約

一生涯の保障です。⑨の状態に該当すると保険金が受け取れます。

⑪指定・特定疾病診断保障付死亡保障特約

一定期間中に以下の状態に該当した時に保険金を受け取れます。

・⑨給付条件になったとき

・がんは上皮内新生物も対象に入る

・急性心筋梗塞、脳卒中は発症してから治療を目的として1日以上の入院をしたとき

⑫災害割増特約

一定期間中に不慮の事故が原因で、その日を含めて180日以内、かつ保険期間中に死亡した時に保険金を受け取れます。

⑬傷害特約

一定期間中に不慮の事故が原因で死亡した時は災害死亡保険金が受け取れます。所定の身体障害状態になった時は傷害給付金が受け取れます。

⑭特定損傷特約

一定期間中に不慮の事故が原因で、その日を含めて180日以内、かつ保険期間中に特定損傷(骨折、関節脱臼、腱の断裂)によって治療を受けたときに受け取れます。

⑮女性特定治療特約

乳房、子宮および子宮の付属器(卵巣、卵管)の所定の手術を受けたとき、乳房再建術を受けたときに一時金が受け取れます。

⑯新総合医療特約

病気やケガによる入院に対して、契約時に設定した入院日額×入院日数を受け取れます。手術給付金は入院が伴えば入院日額の20倍、日帰りは5倍の金額が受け取れます。

⑰8大生活習慣病入院特約

所定の8大生活習慣病(がん、糖尿病、心・血管疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、肝疾患、膵疾患、腎疾患)が原因で入院した時に、給付金を受け取れます。

⑱女性特定疾病入院特約

がんや女性特有の病気(子宮、甲状腺、貧血など)が原因で入院した時に、給付金を受け取れます。

⑲入院一時給付特約

入院給付金の該当条件になると、一時金も受け取れます。

⑳先進医療特約

先進医療を受けと時には通算2,000万円まで負担してくれます。

㉑保険料払込免除特約

以下の状態に該当した時は、以後の保険料が免除されます。

・所定の悪性新生物と診断されたとき

・急性心筋梗塞を発症し、60日以上労働の制限を必要とすると医師によって判断されたとき

・脳卒中を発症し、60日以上言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって判断されたとき

・所定の身体障害状態になったとき

・所定の要介護状態になったとき

以上になります。

特約が多すぎて訳わからないですね。。。

ちなみに現在の第一生命は「ジャスト」という商品を主力に販売しています。

その前に主力にしていたのが今回の「ブライトWay」です。

その前は「順風ライフ」という商品名でした。

違いは、主契約の最低保険金額です。

順風ライフ：50万円

ブライトWay：30万円

そしてジャストは、終身保険なしでも契約ができるようになっています。

３．契約例

この保障内容で

20歳　男性：10,215円　女性：12,664円

30歳　男性：13,942円　女性：17,334円

40歳　男性：23,240円　女性：25,108円

の保険料になります。

50歳の保険料は4万円くらいになりそうですね。

終身保険の死亡保障は30万円なので、30歳男性で終身保険部分の保険料は600円くらいで65歳まで変わりません。

ということは払っている保険料のほとんどが掛け捨てで、更新ごとに掛け捨ての割合がドンドン増えていきますね。

65歳までに払う保険料は1,000万円以上です。それ以降は特約の更新をしなければ、一生涯の死亡保障30万円が残って契約終了です。

30万円じゃ葬式代にもなりませんね。。。

役に立たないと思い、解約しても受け取れる金額は25万円くらいです。

４．見直し方

健康状態によっては新しい保険に加入できないこともあるので、いきなり解約するのは絶対にダメです！！

最終的には、「払済」か「解約」をしていくことになりますが、まずは新しい保険に申し込みをして保障が始まってから、見直しをしていきましょう。

特に注意したいのは「がん保険」です。

がん保険の多くは契約してから3ヶ月後から保障が開始されるので、契約が成立したからといって直ぐに解約してはいけません。

他の特約に関しては、

死亡保障が必要なら、収入保障保険。

医療保障が必要なら、医療保険。

と保障内容ごとに保険商品を分けて契約しましょう。

その方があとあとの見直しがやりやすくなります。

５．まとめ

第一生命の「ブライトWay」について解説しました。

特約が20種類もあるので、定期保険特約付終身保険の王道ですね。この様にセット売りにすること、でうやむやにしてるのか分かりませんが、一つ一つの特約保険料が高いです。

必要な保障をそれぞれの保険会社で分けて加入するほうが、保障内容も良く、保険料も割安になります。

リスクの低いことに対しては掛け捨ての保険で安く備え、できる限り貯蓄にまわしていきましょう。

貯蓄は全てのリスク（年金、医療費、死亡、介護費）の万能薬です。

自分にどの様な保障が必要かわからない方、資産形成の方法について知りたい方は、お気軽にご相談ください。