日本の音楽大学ランキング＆学費のまとめ

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

今回は、音楽大学についてまとめておきます。

１．日本の音楽大学

大学には国公立と私立がありますが、

国立大学は

・東京藝術大学

のみです。

公立大学は

・愛知県立芸術大学
・京都市立芸術大学
・沖縄県立芸術大学
・大分県立芸術文化短期大学

があります。

私立大学は

＜北海道、東北＞

・札幌大谷大学芸術学部音楽学科
・宮城学院女子大学学芸学部音楽科

＜関東、国信越＞

・国立音楽大学
・東京音楽大学
・桐朋学園大学音楽学部
・武蔵野音楽大学
・日本大学藝術学部音楽学科
・上野学園大学音楽学部
・桜美林大学芸術文化学群 音楽専修
・玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科
・フェリス女学院大学音楽学部
・昭和音楽大学
・洗足学園音楽大学
・東海大学教養学部芸術学科音楽学課程
・尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科
・東邦音楽大学
・東邦音楽短期大学
・聖徳大学音楽学部

＜中部＞

・名古屋音楽大学
・名古屋芸術大学音楽学部
・常葉学園短期大学音楽科

＜近畿、中国、四国＞

・大阪音楽大学
・大阪芸術大学芸術学部音楽学科
・相愛大学音楽学部
・同志社女子大学学芸学部音楽学科
・京都市立芸術大学音楽学部
・神戸女学院大学音楽学部
・武庫川女子大学音楽学部
・くらしき作陽大学音楽学部
・エリザベト音楽大学
・広島文化短期大学音楽学科
・徳島文理大学音楽学部
・山口芸術短期大学音楽学科

＜九州、沖縄＞

・福岡女子短期大学音楽科
・平成音楽大学
・活水女子大学音楽学部

があります。

以上が専門的に音楽学部を取り扱っている大学です。

これ以外にも「○○学部音楽科」という学部は沢山あります。それらは教員免許も取れる学部で、上記の音楽学部とはカリキュラムが異なります。

２．学費

一番気になる学費について。

＜国公立＞

入学金：約30〜50万円
授業料：約53〜63万円/年

＜私立＞

入学金：約25万円
授業料：約120万円/年
施設維持費：約20〜70万円/年

やはり私立よりは国公立の方が圧倒的に安いです。

ただ、国公立は倍率も高いので滑り止めとして私立も視野に入れておく必要はありますね。

３．音楽大学ランキング

1位　東京藝術大学
2位　桐朋学園大学
3位　東京音楽大学 & 国立音楽大学
4位　京都市立芸術大学
5位　武蔵野大学 ＆ 昭和音楽大学

トップは「東京藝術大学」でピアノ、弦楽器、声楽、管楽器、指揮、作曲、などほとんどの科目で難易度が高い音大です。主な卒業生は、フジ子・ヘミング、NAOTO、坂本龍一など。

また国立なので、入学する難易度でも一番になります。

続いて「桐朋学園大学」です。

伝統的にピアノ専攻、弦楽器専攻、指揮専攻、作曲専攻が有名で、世界的な指揮者として名高い「小澤征爾」の母校として有名です。さまざまなコンクール入賞者の大半が「桐朋学園大学」の学生といわれるほどの音楽のエリートの集まりです。

「東京音楽大学」はピアノが強いです。

「国立音楽大学」は声楽が強いです。ちなみに国立（くにたち）と読みます。字面だけだと「コクリツ」と読んでしまいそうですが、私立の大学です。

「京都市立芸術大学」は国公立の大学です。

国立の最高峰である「東京藝術大学」はレベル的に厳しいけど、学費は抑えたいという方が多いようです。

上位大学と比べるとソリストになるトップクラスの人は少ないですが、平均レベルは高いです。

「武蔵野大学」「昭和音楽大学」は現役で活躍されている教授が沢山います。優秀な生徒もいるようですが、平均的なレベルは上位の大学に比べると劣ります。

ちなみに武蔵野大学は、あの人気漫画「のだめカンタービレ」の原作に登場する「桃ケ丘音楽大学」のモデルとなったことでも有名です。

４．まとめ

音楽大学のランキングでは「東京藝術大学」が総合的にはトップになりますが、大学ごとに強みは違いますし、習いたい先生がいる大学に行くというのが、一番良いのではないでしょうか。

また学費ではやはり国公立に軍配が上がります。しかし倍率も高くなるので、入学する難易度も高くなります。

私立だと4年間で800万円ほどかかるので、親御さんは計画的には教育資金を準備しておかないといけません。

教育資金を計画的に効率良く準備するなら、海外積立（元本確保型プラン）で備えておきましょう。

次回は、「音楽大学生活で必要な費用（個人レッスン、楽器代、留学など）」についてまとめます。