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コロナショックで保険商品には、どの様な影響がある?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

今回は、「コロナショックで保険商品には、どの様な影響があるか」について、お伝えします。

 

 

コロナの影響で2月中旬あたりから「株式市場」、「為替市場」はボラティリティの大きな状況が続いていましたが、4月13日あたりからボラティリティも少し落ち着いてきました。

・S&P500 日足チャート

コロナショック 株式市場 為替市場 USD/JPY S&P500 チャート ボラティリティ

 

・USD/JPY 日足チャート

コロナショック 株式市場 為替市場 USD/JPY S&P500 チャート ボラティリティ

 

それでは保険商品にはどの様な影響があるのでしょうか?

 

 

一般的に保険会社は死亡保険金の支払に備えるために流動性の高く安定した運用をしないといけません。なので保険会社は、国債などの債権運用が中心になります。つまり貯蓄系保険である「終身保険」「養老保険」「個人年金保険」を契約するということは、保険会社を通して債権に積立投資または一括投資をしているということです。

そして死亡保障がある商品に関しては、保険料から死亡保障コストが差し引かれた分が積立にまわります。

 

ということで保険商品は、国債の長期金利が大きく影響するのです。

 

下図が日本国債10年の金利推移です。

日本国債 金利 米国債 長期金利 チャート

 

日本の国債はご存知の通りマイナスです。

なので円建ての保険商品は、増えないどころか元本割れになったりします。

 

次に米国国債10年の金利推移です。

日本国債 金利 米国債 長期金利 チャート

 

2018年後半から徐々に下がり、今年に入り一気に下がりました。

この影響で4月2日からソニー生命の「米ドル建一時払終身保険」が販売停止になりました。

ソニー生命の「米ドル建一時払終身保険」4月2日から販売停止!!

 

さらに2020年3月16日にも日本生命が銀行窓販で販売している外貨建て商品の一部を販売停止にしています。

このまま米国長期金利が低い状態が継続すると、他の保険会社でも一時払い保険商品は販売停止になっていくでしょう。

また一時払い商品だけでなく、平準払(払込期間が10年や20年など)商品の積立利率にも影響すると思います。

 

 

円建保険商品は利率が低いので、魅力的な利率の外貨建保険商品を主流に販売してきた保険会社ですが、これからは貯蓄性をウリにした販売は厳しくなっていきますね。

 

いくつかの保険会社では「変額保険」という投資信託と生命保険を組み合わせた商品を販売していますが、このような商品を他の保険会社もラインナップしてくるかもしれません。

変額保険であれば商品によっては「株式」など「債権」以外の運用先を選択できるので、国債金利の低下の影響をあまり受けずに運用することもできます。

 

変額保険の主な商品名は、

・アクサ生命 ユニットリンク

・アクサ生命 ライフプロデュース

・ソニー生命 バリアブルライフ

・東京海上日動あんしん生命 マーケットリンク

・プルデンシャル生命 変額終身保険

などがあります。

 

しかし貯蓄や運用が目的ならこれらの商品を契約すべきではありません。理由はどれも死亡保障コストが掛かるので、払った保険料のうち60%~80%くらいしか運用に充てられないからです。

また変額保険の商品性を理解せずに販売する人もいるでしょうから、コチラの記事のような苦情もますます増えてくるでしょう。

定期預金を契約したと思っていたのに、なぜかドル建ての終身保険に加入していた!?

 

 

なのでこの様な低金利の時は、「相続対策」以外の目的で貯蓄系生命保険(終身保険、養老保険、個人年金保険、変額保険など)を契約する必要はありません。

貯蓄だと思っている「終身保険」も実は掛け捨てです。

 

お子さんがいて死亡保障が一定期間だけ必要な方は掛け捨ての「収入保障保険」に加入すればOKです。

保険商品の本来の役割は安い保険料で、大きな死亡保障を準備できることです。それは定期保険や収入保障保険で一番大きく効果が現れます。

定期保険と収入保障保険とは?

 

 

そして相続対策が必要な方は、一般的に終身保険で備えると思います。終身保険であれば国内保険商品よりも海外保険商品の方が利率も高く、同じ保険料でも大きな死亡保障の契約ができます。

海外終身保険(インデックス型)と国内終身保険の比較

 

そして契約するとしても「積立利率変動型」か「運用先が債権以外」の終身保険にしましょう。

海外の保険会社には、どちらもラインナップがあるので、気になる方はお問い合わせください。

 

また今週末に保険見直しセミナーも開催します!

【5/2(土)14:00~15:30】 「コロナショック保険見直しセミナー 」を開催します。

GWは自宅待機でしょうから、時間があるこの機会に固定費として大きな割合を占めている保険料を見直してみてはいかがでしょうか?

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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