トンチン年金と終身年金の違い。
こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
今回は「トンチン年金と終身年金の違い」についてお伝えします。ごっちゃにして言葉を使っている方もいますが、そもそも比較することでもないので、言葉の意味を正しく理解しておきましょう。
1.終身年金とは?
年金の受け取り方の1つです。
個人年金保険などで貯めた年金原資の受け取り方は、
終身年金
有期年金
があります。
終身年金は、生きている限りずっと年金を受け取れます。
有期年金は、10年間や20年間と決められた期間だけ受け取れます。
それならずっと受け取れる終身年金が良いと思うかもしれませんが、受け取れる年金額は10年や20年の有期年金と比べてすくなくなります。また、年金を受け取り始めて直ぐに亡くなってしまった場合は、それ以降年金が受け取れないので、積立額よりも受取額が少なくなってしまいます。
有期年金には確定年金というものがあり、10年確定年金なら10年間で受け取れる金額は、生死に関わらず必ず受け取れるようになっています。
終身年金にも「10年保証付き終身年金」というものもあり、生死に関わらず10年間分の年金は保証してくれる受け取り方です。
2.トンチン年金とは?
トンチン年金とはイタリアの銀行家の「トンティ」Lorenzo Tonti(1630‐95)が考案した年金制度のことです。
当時のフランスは財政難で、それを改善するためにトンティが考案しました。
国庫に融資すると元利の支払いに代えて、終身年金を与えるもので、出資者の年齢郡によって集団を作り、集団毎に出資に対する利子を毎年支給します。
メンバーは徐々に亡くなっていきますが、生存者が受け取ることができます。つまり、長生きすれば得ですが早く亡くなれば保険は掛け捨てになってしまうという保険です。
長生きのための保険と言った感じですね。多少違いますが日本の年金制度(国民年金・厚生年金)もこれと同様の考え方に基づいています。
日本にはあまり商品数がありませんが、いくつかの保険会社で取り扱いがあります。
個人年金保険と似たよう仕組みです。違いは、
個人年金保険
保険料払込期間中に解約、死亡すると払込金額と同じか少し下回る。
トンチン年金
保険料払込期間中に解約、死亡すると払込金額を大きく下回る。
個人年金保険よりは受け取れる年金額が多い。
ということです。
3.まとめ
あまり聞き慣れない「トンチン年金」についてお伝えしました。
イメージとしては低解約返戻金型個人年金保険という感じですね!
ただ国内のトンチン年金商品は円建で利率がとても低いので、インフレに対応できませんし、貯蓄目的で加入するのはおすすめできません。
そして終身年金受け取りを選択した場合は、年齢にもよりますが平均寿命以上生存していないと元本を割れてしまうので、一般的には確定年金で良いと思います。
既に加入している方は見直しをした方がよいので、お気軽にご相談ください。
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