即見直し決定！プルデンシャル生命の医療保険「解約返戻金抑制型入院保険(一時金給付型)」

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

今回はプルデンシャル生命の医療保険「解約返戻金抑制型入院保険(一時金給付型)」についてお伝えします。

１．医療保険とは？

医療保険は主に「入院」「手術」をした時に給付金を受け取れる保険です。

医療保険は同じ保険会社でも３年に１回くらいのペースで内容が改良されていくので、５年に一度くらいは自分の契約と新しい医療保険の契約を比較して見直しをするかどうか検討してみましょう。

２．特長

一時金タイプ

一般的な医療保険は、「入院した日数　×　指定した日額」でもらえる給付金額が決まりますが、プルデンシャル生命の医療保険は、2日以上入院すれば、「20日分」もしくは「10日分」の給付金を、一時金という形で受け取ることができます。

在宅ホスピスケア保障

退院時に余命6ヶ月以内と判断されており、退院後も病院または診療所以外において、症状緩和を目的として、医師の計画的な医学管理のもとで、総合的に提供される医療を継続して受けている(在宅ホスピスケアなど)ときは、退院後も継続して入院しているものとみなします。

３．商品概要

保障期間は「終身タイプ」と「定期タイプ」があり、定期タイプは80歳まで自動更新です。

保障内容はⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型の３タイプあり、Ⅰ型とⅡ型は「入院一時金・継続入院給付金・三大疾病継続入院給付金」が、Ⅲ型は「入院一時金のみ」が保障されています。

オプションで「手術給付特約」「がん入院特約」「先進医療特約」を付加できます。

Ⅰ型

入院一時金

2日以上の入院をすることで、「20日分」の給付金を、入院一時金という形で受け取ることができます。2日で退院しようが、10日で退院しようが、20日分の金額をもらえます。

継続入院給付金

20日以降も入院をした場合は、入院一時金の0.05を乗じた金額が日額あたり給付されます。支払限度は40日なので、最初の20日分と40日を合わせた60日分まで受け取れるという事です。60日以降は受け取れません。

一般的な医療保険の「60日型」と同じですね。

三大疾病継続入院給付金

三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)が原因で入院の場合は、60日の限度はなく無制限に入院給付金を受け取ることができます。

三大疾病を「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」と病名を特定している医療保険が多い中、「がん」「心疾患（急性心筋梗塞は心疾患の1症例）」「脳血管疾患（脳卒中は脳血管疾患の１症例）」と、広く設定しているのは良いですね。

Ⅱ型

入院一時金

入院保険Ⅱ型は、2日以上の入院をすることで、「10日分」の給付金を、入院一時金という形で受け取ることができます。

継続入院給付金

10日以降も入院をした場合は、入院一時金の0.1を乗じた金額が日額あたり給付されます。支払限度は50日なので、最初の10日分と50日を合わせた60日分まで受け取れるという事です。60日以降は受け取れません。

こちらも一般的な医療保険の「60日型」と同じですね。

三大疾病継続入院給付金

三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)が原因で入院の場合は、60日の限度はなく無制限に入院給付金を受け取ることができます。

Ⅲ型

「入院一時金」のみとなっており、「継続入院給付金」「三大疾病継続入院給付金」はありません。

４．比較

東京海上日動あんしん生命「メディカルKit NEO」と比較してみましょう。

契約例

男性　35歳

プルデンシャルの医療保険

保障期間：終身

払込期間：終身払い

保障タイプ：Ⅰ型

入院一時金：10万円

払方：月払

保険料：2,495円

メディカルKit NEO

保障期間：終身

払込期間：終身払い

入院日額：5,000円（三大疾病無制限）

手術給付金：2.5万円～20万円

放射線治療給付金：5万円

先進医療特約：付加

払方：月払

保険料：2,199円

一目瞭然ですよね。

「メディカルKit NEO」の場合は「手術給付金」「放射線治療給付金」「先進医療特約」もついているのにプルデンシャルよりも安いです。

もしプルデンシャルの医療保険に「手術給付」と「先進医療」を付加すると、4,500円くらいの保険料になります。同じ保障内容で2,000円以上も保険料が違うと、一生涯では大きな負担になります。仮に90歳まで払ったとしたら、2,000円×12ヶ月×55年＝132万円です。

５．まとめ

プルデンシャル生命の医療保険「解約返戻金抑制型入院保険(一時金給付型)」について解説しました。

プルデンシャル生命は医療保険に力をいれていない事は有名ですが、それにしても保険料が高いですね。ライフプランナー(営業マン)も理解しているし、コミッションレートも低いので、勧めてくる人は少ないと思います。

それでも加入している方はいると思うので、体況(健康状態)に問題なければ見直しをしましょう。

また自分にそもそも医療保険が必要かどうか、という点も一度考えてみてください。

医療保険は必要か？

どのような保障が必要か判断できない方は、お気軽にご相談ください。