海外の商品は沢山あるけど、どう選べばいいの?
公開日:
:
最終更新日:2020/12/22
海外の保険商品, 生命保険の基礎知識, 生命保険の賢い使い方, マネーリテラシー, ライフプランニング, 節約, 終身保険, 養老保険, 個人年金保険, 学資保険
こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
今回は、「海外の商品は沢山あるけど、どう選べばいいの?」というテーマでお話します。
1.積立商品一覧
積立タイプの商品には
死亡保障の有無
評価額の変動の有無
によって分けられます。
死亡保障があり、評価額が固定
死亡保障があり、評価額が変動
死亡保障がなく、評価額が変動
死亡保障がなく、評価額が固定の商品はありませんが、
・海外積立年金(元本確保型プラン)
・海外積立年金(3.5%金利保証プラン)
これらは最低保証があり、資産が増える場合のみ変動するので安心感はありますね。
また終身保険の変動タイプも最低保証利率があるので安心できます。
2.一括商品一覧
一括商品には、
評価額の変動の有無
によって分けられます。
評価額が変動
・オフショアファンド
評価額が固定
リターンが1番見込めるのは「オフショアファンド」ですね。
最低保証や元本保証はありませんが、年間平均リターンが7%~20%くらいのパフォーマンスながら、リスクは5%以下のものばかりです。
今更ですが、リスクとリターンの意味を正しく理解していますか?
そして、保険商品は最低保証があり、資産が増える場合のみ変動するので安心感はありますね。
3.選び方
選び方のポイントは3つです!
①死亡保障が必要かどうか
②まとまった運用資金があるか
③リスクをどれくらい取れるか
です。
生命保険会社は無料で死亡保障の上乗せをしてくれる訳はないので、かならず手数料が掛かっています。必要のない保障にお金を掛けるのはもったいないので、死亡保障が必要ない方は死亡保障の無いものを選択肢ましょう。
※ただし「インデックス型海外終身保険」「利率変動型海外終身保険」は期待利率が高いので、死亡保障コスト払ってでも、資産形成の1つとして選択する価値はあります。
次にお金を増やすという観点で考えれば、「積立」よりも「まとまった資金」で運用した方が増えるのは早くなります。
まとまった資金がない方は、まとまった資金を作るために積立運用をしましょう!
最後に、「変動リスクをどれくらい許容できるか」です。
高いリターンを狙うなら変動リスクも大きくなります。目安としては、若い方は運用期間が長くできるので変動リスクが大きいものでもOKです。逆に50代、60代であまり長期投資が難しい方は、変動リスクの低いもの、又は固定金利など変動リスクのない商品がオススメです。
4.増え方の比較
【積立商品】
商品によって特性や積立期間などが違うので一概に比較はできないのですが、
契約者:30歳 男性
積立期間:15年
積立額:USD6,000/年
で解約返戻金と返戻率を比較したいと思います。
利率固定型海外終身保険
死亡保障額:USD350,263
合計保険料:USD90,000
<解約返戻金と返戻率>
15年後:USD64,855(72.1%)
20年後:USD104,333(115.9%)
30年後:USD150,750(167.5%)
利率変動型海外終身保険
死亡保障額:USD239,450
合計保険料:USD90,000
<解約返戻金と返戻率> ※現行利率
15年後:USD115,706(128.6%)
20年後:USD165,953(184.4%)
30年後:USD281,426(312.7%)
インデックス型海外終身保険
死亡保障額:USD688,863
合計保険料:USD90,000
<解約返戻金と返戻率> ※過去平均リターン
15年後:USD126,543(140.6%)
20年後:USD177,470(197.2%)
30年後:USD354,651(394.1%)
海外積立年金(変額プラン)
死亡保障:なし
合計積立額:USD90,000
<解約返戻金と返戻率> ※平均リターン:8%
15年後:USD167,631(186.3%)
20年後:USD245,328(272.6%)
30年後:USD528,891(587.7%)
海外積立年金(元本確保型プラン)
死亡保障:なし
合計積立額:USD90,000
<解約返戻金と返戻率>
15年後の最低満期金:USD126,000(140%)
15年後の期待満期金:USD134,228(149.1%)
※15年後に受け取らないといけない
海外積立年金(3.5%金利保証プラン)
死亡保障:なし
合計積立額:USD90,000
<解約返戻金と返戻率>(最低保証:3.5%)
15年後:USD116,583(129.5%)
20年後:USD136,803(152.0%)
30年後:USD191,970(213.3%)
【一括商品】
一括でUSD100,000を預けた場合の比較です。
オフショアファンド
年平均リターン10%の場合
10年後:USD259,370(259.4%)
20年後:USD672,750(672.8%)
30年後:USD1,744,940(1744.9%)
海外養老保険
現行利率(3.7%)の場合
10年後:USD134,601(134.6%)
20年後:USD200,090(200.1%)
30年後:USD301,333(301.3%)
海外即時年金保険
年金を受け取らない場合
10年後:USD125,029(125.0%)
20年後:USD224,138(224.1%)
30年後:USD386,886(386.9%)
海外固定金利商品
10年プラン(金利3.6%)の場合
10年後:USD141,419(141.4%)
20年後:USD200,412(200.4%)
30年後:USD284,435(284.4%)
海外学資保険
10年満期プラン:USD152,595(152.6%)
20年満期プラン:USD276,543(276.5%)
30年満期プラン:USD507,577(507.6%)
数字だらけになってスミマセン!
数字が苦手な人は目がチカチカしてるかもしれませんね(笑)
5.まとめ
「海外の商品は沢山あるけど、どう選べばいいの?」ということで、どのような商品があって、どのように増えていくのか、また選び方についてお伝えしました。
当たり前ですが、早く増えるのは一括商品になります。
まとまった資金がない方は、まず「積立」から始めましょう!
そして、ある程度まとまった資金になったら、
オフショアファンドでさらに増やすも良し!
固定金利商品で安定運用するも良し!
と色々な選択肢がとれます。
初心者は、まず「積立」から始めよう!
20代、30代の方であれば、「インデックス型海外終身保険」と「海外積立年金(変額プラン)」に入っておけば、死亡保障と貯蓄の両立ができるので、十分な資産形成ができますよ!!
ただ数字の比較やご自身で判断するのが難しい場合は、お気軽にご相談ください。
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