日本と米国の資産比率の違い!
こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。
今回は「日本と米国の資産比率の違い」についてのお話しです。
目次
1.日本と米国の資産比率
まずは下記のグラフをご覧ください。
こちらは、2019年8月29日に日本銀行調査統計局が発表したデータです。
【日本】
現金、預金 53.2%
株式、債券、投資信託 15.2%
【米国】
現金、預金 12.9%
株式、債券、投資信託 52.8%
と見事に真逆の比率になっています。
去年の2,000万円問題を皮切りに日本人も「貯蓄から資産形成や運用」に意識がシフトしている方もいますが、いまだに多くの日本人は投資に対して無関心なままです。
2.日本人のマネーリテラシー
日本人のマネーリテラシーの低さを示す例として、欧米ではありえないような利率の低い運用商品が、日本では盛んに買われている現実があります。
例えば現在募集されている個人向け国債は年利わずか0.05%にすぎません。日本が個人に国の借金を背負わせるため、国は各金融機関に販売奨励金を出し、この個人向け国債を盛んに販売し、無知な一般人に売りつけています。
確かにメガバンクの
・普通預金の金利 0.001%
・定期預金の金利 0.002%
よりかは遥かに高いですが、今どきネット銀行でランクを上げれば普通預金金利ですら、「0.1%」つきます。
そして日本人が大好きな学資保険も意味のない金融商品の代表例ですが、18年後にわずか数%程度のリターンしかない、中にはマイナスで戻ってくるものさえあります。
国際的なレベルで見れば、到底割に合わない商品を何の疑問もなく購入し、「資産運用している」と思い込んでいるのが日本人の投資レベルです。皆と同じものをやっていると安心する、横並び文化ですね。
3.お金に対する意識
現在、日本の普通預金金利は0.001%です。入れておいても利益を生まない場所に、何故いつまでも置きたがるのでしょうか?
そこには、日本人の文化や精神が影響しています。
お金は真面目に稼いで手に入れるもの
清貧こそが美徳
お金儲けはいやしい
お金はコツコツと貯めるもので使うものではない
などです。
このような考えは海外の人たちからすると特殊で理解できないでしょう。
お金にキレイも汚いもなく、生活に不可欠なただのツールです。いかに有意義に「使いこなすか」ということが大事なのです。
「お金」に対する認識やイメージ!
4.まとめ
「日本と米国の資産比率の違い」についてお伝えしました。
社会保障制度や教育体制などの違いもありますが、日本の米国では真逆の比率でしたね。しかし、今後の日本を考えれば社会保障の水準は悪くなるのは目に見えています。これまでの思想はどうあれ、現状を見極めて必要な手段と行動をしていかなければなりません。
年齢や資金力に応じて出来ることは沢山あります。よく「まとまったお金が貯まってから運用をする」と思っている方がいますが、違います。「まとまった資金を作るために」積立運用をするのです!そうすれば複利の力を使い効率良く資産形成できます。
初心者は、まず「積立」から始めよう!
学ぶことを面倒くさがり、何もせずにいては何も変わりません。
将来を不安に考えている日本人は多いと思いますが、それは現状の把握と将来への計画が不明瞭だからです。そこをクリアにすることで、将来がワクワクする期待や楽しみを持って人生を送ることに繋がるでしょう。
あなたの人生計画のご相談やサポートもできますので、お気軽にご相談ください。
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