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保険料が戻ってくる医療保険ってお得なの?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

今回は、「保険料が戻ってくる医療保険」についてお伝えします。

 

1.医療保険とは?

 

医療保険は主に「入院」「手術」をした時に給付金を受け取れる保険です。

医療保険は3年に1回くらいのペースで内容が改良されていくので、5年に一度くらいは自分の契約と新しい医療保険の契約を比較してみて見直しをするかどうか検討してみましょう。

 ココだけは押さえよう! 医療保険選びの6つポイント!

また医療保障がそもそも必要かどうかも併せて考えてみてはいかがでしょうか?

高額療養費制度がある中で、民間の医療保険は必要か?

「入院する確率」「死亡する確率」「老後を迎える確率」はどれくらい?そして優先順位は?

 

 

 

2.保険料が戻ってくる医療保険とは?

 

60歳や65歳など一定年齢まで保険料を支払うと、それまでに払った保険料を返還してくれる医療保険のことです。

営業マンは「実質無料で医療保険に加入できます!」という謳い文句で勧めていると思います。

最近はこのような医療保険を提供する会社も増えてきましたね。

代表的な商品は下記です。

保険料が増えて戻ってくる!メディケア生命の医療保険「新メディフィットリターン」

医療保険をタダで加入できる!? 東京海上日動あんしん生命の医療保険「メディカルKit R」解説

メリット

・一定年齢まで継続すると使わなかった保険料が戻ってくる
・その後も保障を継続できる

 

デメリット

・同じ保障内容を長期間継続しないといけない
・保険料が高い

 

 

 

3.大事な考え方

 

医療保険についての大事な考え方について解説します。

3つの大事なPOINT

・医療保険は3年毎にリニューアルされる
・医療技術の進歩で治療方針は変化する
・保険は保険料が安いから価値がある

 

医療保険は3年毎にリニューアルされる

医療保険は同じ保険会社でも3年に1回くらいの頻度で、リニューアルされます。保障内容は現在の治療に合わせた内容で良くなり、保険料も安くなったりします。

 

医療技術の進歩で治療方針は変化する

医療技術の進歩はドンドン進んでおり、手術も入院せずに日帰りで済むことが多いです。今後どのようになっていくかは分かりませんが、もしかしたら入院をしない時代が来るかもしれません。そうなると入院保障の手厚い医療保険に入っていても意味がないですよね。

 

保険は保険料が安いから価値がある

生命保険、医療保険、損害保険、全てに言えることですが、万一という確率は低いけど、起こると大きな経済的リスクを負うことに対して備えるのが保険です。なので、できるだけ保険料は安い方がいいですよね。

 

以上のことから、医療保険は見直しを前提に加入する方が良い。

見直しを前提にするなら一番安いカタチで加入できる「終身払い」にするべき。

保険料が戻ってくる医療保険は、一定の年齢(60歳、65歳など)まで契約を継続しないといけないので、長期間縛られて見直しができないのが大きなデメリットです。

 

 

 

4.お得かどうかの比較

 

男性30歳で、保険料が戻ってくる東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit R」に加入した場合と保険料の安いオリックス生命の「新キュア」に加入して保険料の差額を積立運用した場合を比較します。

保険料が戻ってくる医療保険

東京海上日動あんしん生命 メディカルKit R

入院日額:5,000円
手術給付金:50,000円(入院中)、25,000円(外来)
還付年齢:60歳
払込期間:終身
払方:月払
保険料:3,265円

60歳時の払込保険料:1,175,400円

これまでに受け取った給付金額を差し引いた金額が戻ってきます。給付金を一度も受け取ってなければ1,175,400円が受け取れます。

その後は同じ保険料3,265円を支払うことで保障を継続することができます。

90歳まで生きたとすると、60歳〜90歳までの30年間で払う保険料は1,175,400円ですね。

つまり60年間の医療保障を得るためのコストは1,175,400円という事です。

 

安い医療保険と積立運用

オリックス生命 新キュア

入院日額:5,000円
手術給付金:100,000円(入院中)、25,000円(外来)
払込期間:終身
払方:月払
保険料:1,531円

約半額で加入できます。

30歳〜90歳までの60年間保険料は1,102,320円になるので、「メディカルKit R」よりコストは少ないですね。

 

さらに差額の1,734円を年利4%の積立運用をした場合、

30年間で1,203,482円
60年間で5,191,216円

になります。

4%のリターンなら十分に達成できる目標なので、このように貯蓄と保障は分けて備えましょう。

 

 

 

5.まとめ

 

「保険料が戻ってくる医療保険はお得なのか?」について解説しました。

比較のところでも解説したように、貯蓄と保障は分けて備えたほうが有利です。

そして、そもそも医療保険は見直す前提で加入するものなので、長期間同じ内容で拘束されてしまう契約にはしないように注意しましょう。

既に契約されている方は見直した方が良い場合もありますので、見直しや積立運用についての相談は下記からどうぞ!

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    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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