食料自給率が過去最低37%に! 米ドル/円が7ヶ月ぶりに105円台に!

公開日: : 最終更新日:2019/12/12 マネーリテラシー, ライフプランニング, 時事ネタ

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。

 

今回は食料自給率と為替の関係について簡単にお伝えしたいと思います。

 

多くの方は、

「何か関係あるの?」「興味ない」

と思う方いると思いますが、日本で暮らしている以上理解しておいた方が良いですよ。

そして今直ぐ対応できることもあります。

 

 

【2019年8月6日に農林水産省から、日本の食料自給率が過去最低の37%と発表がありました。】

 

過去の自給率は、

昭和21年度(1946年)は88%

昭和40年度(1965年)は73%

平成元年度(1989年)は50%を切り、

2000年以降は40%前後で横ばいでした。

 

諸外国の数字は、

オーストラリア:223%

カナダ:264%

フランス:127%

アメリカ:130%

とやはり日本の自給率は低いです。

 

ただ食料自給率の基準を何で見るかも大事です。

食料自給率を示す指標として

供給熱量(カロリー)ベース

生産額ベース

の2つ算出方法があります。

 

<カロリーベース総合食料自給率>

「日本食品標準成分表2015」に基づき、重量を供給熱量に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。

これは、1人・1日当たり国産供給熱量を1人・1日当たり供給熱量で除したものに相当。

(例)カロリーベース総合食料自給率(平成30年度)

=1人1日当たり国産供給熱量(912kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,443kcal)=37%

 

<生産額ベース総合食料自給率>

「農業物価統計」の農家庭先価格等に基づき、重量を金額に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。

これは、食料の国内生産額を食料の国内消費仕向額で除したものに相当。

(例)生産額ベース総合食料自給率(平成30年度)

=食料の国内生産額(10.6兆円)/食料の国内消費仕向額(16.2兆円)=66%

 

この様に算出方法によっては30%も違いが出てきます。

 

要因としては

日本人の食の変化

カロリー効率の良い肉や魚類を輸入に頼っているから

です。

 

日本でカロリーベースで自給率100%目指すとしたら、下記のようなメニューになるそうです。

今の食生活とは全く変わってしまいますね(笑)

しかも私の唯一苦手な納豆が…w

 

ただどちらの基準で見たとしても、自給率が低いことには変わりありません。

 

 

【では次に円高円安がどう関わってくるか。】

 

カロリーベースでの自給率が低いということは、パンの原料である小麦や肉、魚類を食べるとなると輸入に頼らざる終えません。

輸入と輸出では必ず、為替の影響が発生します。

 

・円高の場合

円の価値が高いので、少ないコストで輸入できます。

原価が安く仕入れられたので、一般消費者への提供価格も安くできます。

 

・円安の場合

円の価値が低いので、多くのコストでの輸入になります。

原価が高いので、一般消費者への提供価格も高くなります。

 

という関係です。

輸出企業にとっては円安が嬉しいですが、一般消費者にとっては円高が嬉しく感じますよね。

輸入大国の日本では為替の影響がこのように物価に関わってきます。毎日のランチや外食にも影響してきますよね。

 

 

そこで、今スグできる対策です!!

それは、

外貨を持つ

ということです。

外貨についての考え方は、下記を参考にしてください。

日本円しか持っていないって、ホント!?

 

そして外貨保有の基本は、世界の基軸通貨である米ドル(USD)で良いと思います。

 

そして、2019年8月5日にUSD/JPYが105円台をつけました。2019年の年明けに起こった、フラッシュクラッシュから7ヶ月ぶりです。まとまった余剰資金がある方は、米ドルに交換しやすいタイミンではないでしょうか?

様子を見ながら、円からドルに替えていきましょう。

 

また、若い方や余剰資金の少ない方は、

「私は余剰資金ないし、何もできないのか…」

と諦めてはいけません。

 

これから米ドル資産と円資産を築いていけばいいのです。

コツコツと資産形成していくには、やはり

積立

です。

老後資金の準備ならコレ!「海外積立年金(変額プラン)」

 

まずはできることから少しずつ準備をして、国や会社に頼らない、自立した人生にしていきましょう。

その為のアドバイスはしっかり致します。

 

関連記事

教育費の準備は「学資保険」「終身保険」どっちで準備する?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、お子さんの教育

記事を読む

ゲスト 対談 動画 You Tube RESTA PLUS 女性 会員 保険 佐伯えりか W2plus 日銀 総裁 金融緩和 黒田

【ゲスト対談動画】第3回 「黒田日銀総裁『金融緩和、相当長く続ける』首相と会談」

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、ゲスト対談動画

記事を読む

男性 女性 20 30 夫婦

【相談事例】お子さんが産まれるということで、インデックス型海外終身保険を始められました。<東京都 20代後半 男性 既婚 税理士>

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は実際の相談事例に

記事を読む

ソニー生命 米ドル建一時払終身保険 販売停止 外貨建保険 相続 政策金利 長期金利

ソニー生命の「米ドル建一時払終身保険」4月2日から販売停止!!

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、ソニー生命の米

記事を読む

インデックス型海外終身保険 一時払い 前納 払込方法 払込頻度 シミュレーション 比較

人気の【インデックス型海外終身保険】に新しい払い方が追加されました!!

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、人気の【インデ

記事を読む

あなたはどんな働き方をしていますか?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。前回は「お金ってなに!?」というテ

記事を読む

クレジットカード お得 ポイント 還元率 海外利用 外貨取扱手数料 換算レート 基準レート VISA Mastercard American Express JCB Diners Club

海外利用手数料が一番お得なクレジットカードはどれ?

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は「クレジットカー

記事を読む

貯蓄だと思っている「終身保険」も実は掛け捨てです。

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は終身保険について

記事を読む

生命保険は必要か? まとめ

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 前回まで生命保険に加入

記事を読む

対談 動画 松本 野村 海外投資 お金 投資 ウォール街 投資家 失敗 共通 行動 金

【対談動画】第82回 「投資で失敗する人に共通する1つの行動」元ウォール街投資家の教え

こんにちは、K2 Assurance 保険アドバイザーの松本です。 今回は、保険アドバイザ

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
  • 海外保険無料メルマガ

    最新の海外保険の情報を実際の契約事例を用いて配信します。

      メールアドレスを入力後
      『登録』を押してください。

    • プロフィール

      保険アドバイザー 松本崇裕
      <経歴>
      岡山大学 環境理工学部 卒業
      大手建設設備会社に勤務後、
      外資系生命保険会社で6年勤務。
      その後、2019年4月から弊社保険アドバイザーとして勤務。

      <趣味>
      フットサル、テニス、スノボー、ゴルフ(初心者)

      <出身地>
      愛媛県喜多郡

      <自己紹介>
      大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

      外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

      また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

      そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

      クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

    • まだデータがありません。

    • k2-holdings.jpg

      k2-investment.jpg

      k2-assurance.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      k2-partners.jpg

      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー

    PAGE TOP ↑